ドクターストーンでは村人の血縁事情や石化から自力で戻った人がほとんどいないあたりに、「え、そこどうなってる?」と気になって仕方ないシーンが目立ちます。
「Dr.STONE」は石化から目覚めた石神千空たちが次々と科学の奇跡を起こす一方、現実ではまず無理なシーンも少なくありません。
おかしい点・矛盾点はどこで何がツッコミどころなのか?
原作やアニメの情報をもとに以下を紹介・考察します。
- 世界設定・ストーリー上の矛盾点・違和感
- 科学・技術まわりのおかしい点
ドクターストーン|世界設定・ストーリー上の矛盾点・違和感
ドクターストーンの世界観で一番引っかかるのは、宇宙飛行士6人の子孫があっという間に村レベルの集団になったところです。
これは、生物学的・社会的に見て無理があります。また全人類がほぼ同時に石化したにもかかわらず、自力で目覚めた人間が少ないのは不自然です。
おかしい点・矛盾点まとめ①6人の宇宙飛行士から村社会が成立している問題

まず、宇宙飛行士6人の子孫だけで村レベルにまで人口が増えているのは不自然です。
狩猟採集生活の中で子孫を増やし、安定したコミュニティを築くのは、食料確保や病気対策を考えると非現実的といえるでしょう。
宇宙飛行士と関連の深い宝島についてはこちらもぜひ。

原作の単行本8巻から10巻にかけて語られる「宝島編」では、わずか6人の始祖から3700年という歳月を経て、今のコミュニティが築かれたと描写されています。
しかし、これを学問的な人口統計学の視点で分析すると、実際の人間社会における人口変動や遺伝的多様性の推移とは、かなりの隔たりがあると思いますよね。
しかも何世代も近親婚を続けると、劣性遺伝子が出てきやすくなり、免疫落ちや生まれつきの病気が増えがちです。
現実の絶滅危惧種保護でも、最小存続個体数は50人以上が目安だそうです。「ドクターストーン」の作中ではこのプロセスがほぼ語られず、自然に村が存在しているため、違和感を覚える人が少なくありません。
おかしい点・矛盾点まとめ②文明の痕跡が消えすぎている

©米スタジオ・Boichi/集英社・Dr.STONE製作委員会
次に気になるのは、現代の文明跡がほぼ残っていない描き方です。コンクリートや金属、プラスチックは自然下で完全に壊れるのに3700年じゃ足りずもっと時間がかかります。
しかし主な舞台となる地域では、崩れた高層ビルや錆びた車、残った機械などが一切登場せず、東京でもまるで原始の森だけが広がっているように描かれていますよね。
もし少しでも遺物が残っていれば、千空たちの化学的な取り組みも大幅に加速したはずと思ってしまいます。
おかしい点・矛盾点まとめ③自力復活者が極端に少ない
地球全体でほぼ一気に石化したはずなのに、自力復活した人が極端に少ないのは、世界規模で見ておかしいです。
完全に自分の力だけで目覚めたのは、千空とゼノをはじめとするアメリカ組だけだと思います。ゼノについてはこちらもぜひ。

仮に世界のどこかで他に目覚めた人がいたら、独自の小さな集落ができていたり、道具の残骸が見つかったりしてもおかしくないのに、作中ではそんな気配が一切ありません。
おかしい点・矛盾点まとめ④村の文化・言語が不自然に現代日本寄り

©米スタジオ・Boichi/集英社・Dr.STONE製作委員会
宇宙飛行士の子孫の村が現代日本みたいな言葉や習慣を残してるのは、文化の変化を考えると違和感を覚えます。元々の6人は多国籍で、数千年経ったら言葉が変わるはずです。
作中では代々百物語を受け継いできた巫女がいて石化前の知識を伝承とされますが、詳細が描かれずモヤモヤします。
読者が難なく理解できる現代語に近い形で描写されているのは、物語としての読みやすさを確保するための妥協点と考えられるものの、ツッコミどころの一つですよね。
ドクターストーン|科学・技術まわりのおかしい点
科学技術周りにも無理がある点がいくつかあります。まず、数千年経った世界で千空の記憶頼みに高度技術をほとんどミスなく蘇らせるのは、現実味が薄いです。
また大自然から資源を採取し、電気から通信機器までを短期間で整備する流れは、現実のインフラ整備と比較するとおどろくほど速いです。
おかしい点・矛盾点まとめ①記憶だけで高度技術を再構築できるのか
千空が数千年後の世界で自分の記憶だけを頼りに複雑な科学技術をほぼノーミスで蘇らせるのは、現実的に見てかなり違和感を覚えますよ。
作中の化学についてはこちらもぜひ。

科学技術の再現には、実験や試行錯誤が不可欠。単なる記憶だけでは難しいのではないでしょうか。
一人の記憶だけで複雑な化学反応や精密機器の構造をほぼノーミスで再現するのは、どれほど千空が天才でも困難だと思います。
おかしい点・矛盾点まとめ②短期間でのインフラ整備
ほぼ手ぶらの大自然から、わずかな期間で電気やガラス、薬、通信機まで揃える速さは現実離れしています。現代でも一つの発電所作るのに数年かかりますよね。資材調達、輸送、設計、施工、検査といった工程も不可欠です。
しかし作中では、限られた人数と道具で一気に段階を飛び越えていくところはかなりの違和感です。
さらに第1期第23話のマンガン電池をはじめ必要なアイテムを短期間で量産する場面が多くあります。現実には安定した素材供給、品質管理体制が整わないので現実的ではありません。
ドクターストーンで携帯電話作って通話してるシーン見てるけど、流石に無理があるんじゃないかな。。。
アマチュア無線の電波なら、この距離いけるのかな。— Connie (@Slash_01) October 2, 2021
ドクターストーンさん
携帯とかスマホとか言うと、それは無理ですね……????ってなるけど(そもそもプログラムが必要トランシーバーだったら可能なんだよね。(真空管といえばトランシーバー
— 一色 遥(せり)@『採取』コミックス3巻発売中! (@sentence_on) November 10, 2019
このようにSNSでは特に携帯電話(通信機)の製作については、高難度の作業であり、理論手順が分かっていたとしても実務的な製造は難しいという声が多いです。
このあたりは、フィクションだからと思ってしまいますよね。
おかしい点・矛盾点まとめ③サルファ薬の万能ぶり
1期9話のサルファ薬は、現実だと効かない菌も多く、選び方は慎重です。肺炎でも原因菌はいろいろで、作中のように一つの薬がバッチリ効くとは限りません。
また、純度の低い環境で薬品を合成する場合、生成物の安全性を確認する工程が必要です。
物語では万能に近い薬として扱われているものの、ツッコミポイントですよね。
まとめ
今回の記事ではおかしい点・矛盾点について以下の点を考察しました。
- 宇宙飛行士6人の子孫だけで村社会が成立している点(人口動態の矛盾)
- 文明の痕跡が極端に消失している点(考古学的矛盾)
- 自力復活者の少なさと拡散描写の不足
- 言語・文化の時間経過に対する表現の差異
- 科学技術再構築における現実的な工程と作中描写の差
「ドクターストーン」の描写には、現実的に見ると多くの矛盾や無理があります。しかし科学の魅力を伝えるエンターテインメントとしては極めて完成度が高い作品です。
おかしい点・矛盾点はありつつも、ツッコミながら楽しむとよいですね。アニメをお得に視聴したい人はこちらもぜひ。

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本ページの情報は2026年2月時点のものです。最新の配信状況は公式サイトにてご確認ください。















