◆筆者プロフィール

アニメ考察歴10年以上。伏線・キャラ関係性・ランキングを中心に、
視聴体験と公式情報をもとに考察記事を執筆中。
「葬送のフリーレン」で、人間の脅威である魔族の中でも特に力を持っている七崩賢。七崩賢の残された思想や残党は、物語の後半でどのような脅威となるのでしょうか。
この記事では、原作をもとに以下を紹介・考察します。
- 七崩賢残党の存在
- 思想的役割
- 今後の展開
葬送のフリーレン|七崩賢の残党は存在する?
全員死亡している
結論からいうと、七崩賢の残党は存在せず、全て討伐されています。
- 断頭台のアウラ:フリーレンに倒される
- 黄金郷のマハト:デンケンに敗北
- 不死なるベーゼ:ヒンメルに負ける
- 奇跡のグラオザーム:ヒンメル一行に破れる
- 名前が明かされていない3人:南の勇者に負ける
七崩賢ではありませんが、まとめ役ともいえる全知のシュラハトも南の勇者との戦いで相打ちとなり命を落としています。
南の勇者についてはこちらもぜひ。

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黄金郷で七崩賢は全滅(だよね…?)魔王全盛期のものは全てなくなって精算 石碑でおヒンとフリの本心を確認して二度目のお別れ おヒンがいなくなってから起こっている今を知る所って感じかな
— 染井 (@somei2929) October 8, 2025
#葬送のフリーレン 七崩賢ってもう全滅してるってことで良いんだろうか?南の勇者が3人倒し、ヒンメルが2人、後アウラとマハトで7人。リヴァーレやトートは七崩賢かどうか分からんが、トートはかなりラスボスに近い存在っぽいしまだ生きてる気がする=七崩賢ではない?
— ジョウ (@JoeKlein_T) November 20, 2023
このようにSNSでも七崩賢は全滅し、他に生きている魔族は七崩賢ではないという見方が優勢です。
ただ魔族であるため、今後何らかの理由で生き返る、もしくは実は生きていたという展開になることも完全には否定できません。
今後どのような展開になるのかに注目ですね。
葬送のフリーレン|七崩賢残党の思想的役割とは?
フリーレンの旅に大きな影響を与える
七崩賢は全員が全滅したものの、七崩賢の残した理念や魔法の技術はフリーレンの旅に影響を与えているといえます。
七崩賢の力はただの暴力や破壊というものではなく、魔族の未来に大きな影響を与えているといえるからです。

七崩賢のまとめ役だった全知のシュラハトは未来視能力を駆使して南の勇者との戦いにおいて自らの死を「敗戦処理」と認識し、魔族の未来のために犠牲となりました。
魔族が基本は孤独な存在ですが、七崩賢に憧れの気持ちを持っている魔族もいたと考察できます。そのため七崩賢のように人間を支配し、大陸を乗っ取ろうと考える魔族が出てきても不思議ではありません。
また未来視ができた全知のシュラハトが千年後の魔族のことを気にしているので、千年物長い時間をかけて七崩賢の思想がフリーレンの旅に大きな影響を与える可能性もありそうです。
いずれにしても七崩賢の思想は彼らが死亡してしまったので消えてしまうものではないといえます。
葬送のフリーレン|七崩賢残党の今後の展開は?
新たな魔王の誕生か

七崩賢は全滅していますが、七崩賢の活躍に影響を受け新たな魔王が誕生するのではないかと考察しました。
七崩賢の魔法や思想を継承しつつ、七崩賢が成し遂げられなかった「人類社会へのより深い浸透」を目論む新しい魔族が誕生しても不思議ではありません。
全知のシュラハトが南の勇者に負けたことも、新たな魔王の誕生を予期し、ここで自分達が死亡しないと未来が変わることを危惧したからとも考えられます。
もし新たな魔王が誕生すれば、フリーレンは再び魔王討伐に向かう可能性があるでしょう。
さらにヒンメルらが倒したとされる魔王が実は完全には倒されておらず、オレオールで魂と対話しながら復活を待っている可能性もあります。
それなれば七崩賢はもともと魔王の配下だったため、七崩賢の思考を引き継ぐ新たなキャラクターが出てくる展開も面白そうです。
そうなったときに、フリーレンが魔族の戦い方に七崩賢の面影を感じるかもしれません。七崩賢の死は終わりではなく、新たな魔王誕生の伏線とも考えられます。
まとめ
今回は、七崩賢残党について紹介しました。
- 全滅しており七崩賢残党はいない
- 思想はフリーレンの旅に大きな影響を与える
- 新たな魔王の誕生する可能性がある
七崩賢は全滅しており、一見過去の存在のように見えます。
ただし千年後の魔族のための戦い」といった未来を見据えた発言も登場しており、七崩賢の影響を受けて魔族側に新たな支配者が誕生する可能性は高そうです。
魔族の動向から、今後も目が離せません。

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本ページの情報は2025年11月時点のものです。最新の配信状況は公式サイトにてご確認ください。















