◆筆者プロフィール
桜見さくや(Anitage+運営者) X:@anitage_(0.7Kフォロワー)
アニメ考察歴10年以上。伏線・キャラ関係性・ランキングを中心に、
視聴体験と公式情報をもとに考察記事を執筆中。
「葬送のフリーレン」に登場する魔王の部下・七崩賢は、同じ魔族でありながら多様な思想を持つことで物語に深みを与えています。特にマハトと他の七崩賢の思想の違いはどのようなものでしょうか。
この記事では、原作の描写を基に以下の点を解説します。
- 七崩賢それぞれの思想
- マハトとの違い
- 魔族の多様性
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葬送のフリーレン|七崩賢それぞれの思想
断頭台のアウラ:支配こそ秩序
アウラは上下関係は自然の摂理であり、弱者は支配されることで世界が安定するという思想の持ち主です。強さランキングについてはこちらもぜひ。
絶大な魔力を背景に、「服従の天秤」と呼ばれる魔法を操り、不死の軍勢を率いていました。
魔族は強さこそ真理という価値観を持っていると考えられるので、アウラの思想は魔族としては一般的と思われます。
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黄金郷のマハト:人間を理解したい
黄金郷のマハトは、人間が抱く「悪意」や「罪悪感」などの感情を理解しようとする知的探求心を持っていました。黄金郷のマハトについてはこちらもぜひ。
人間社会に溶け込み、領主グリュックとの交流を通じて人間の感情を理解しようと試みます。しかし、黄金郷のマハトにとって未知の領域であり、最後まで理解できませんでした。
最終的には「万物を黄金に変える魔法」を操り、人や物を問わず街の全てを黄金に変えてしまいます。
不死なるベーゼ :死を否定
不死なるベーゼは結界魔法によって外界を隔絶し、死からも戦いからも逃れることで完全を維持しようとした七崩賢です。名前のとおり、永遠に生きたいという思想を持っていたと考察できます。
フリーレンが解除を諦めかけるほどの結界魔法の使い手でした。しかし、ヒンメルたちを侮ったことで油断し、命を落としました。
奇跡のグラオザーム:他人の精神を弄ぶ
奇跡のグラオザームは、記憶を改変または抹消する能力があります。精神攻撃することから、黄金郷のマハトでさえ、戦いたくないと語っていますよ。
他の七崩賢とは一線を画しており、人の精神を支配したいという思想を持っているのかもしれません。
ヒンメル一行に討たれた可能性が高いものの、明確な戦闘シーンがないので生きている可能性もあります。
残りの七崩賢三人:思想は不明
南の勇者戦で戦って死亡した残りの七崩賢三人は、詳細が分かっていません。女性と男性、少女のような姿をしていたことが分かっています。
番外・全知のシュラハト:知ることこそが支配
全知のシュラハトは七崩賢ではありませんが、七崩賢と共に戦った魔族です。知識こそ全てという思想を持っていました。知識や情報に基づく戦略で戦いましたが、未来が見える南の勇者と相討ちとなって死亡します。
未来視についてはこちらもぜひ。
「知ることこそが支配」という強い思想を持っていたものの、知識や力は実際の戦闘で十分に活かされなかった可能性があります。
葬送のフリーレン|黄金郷のマハトと他の七崩賢の違い
人間との共存を模索した黄金郷のマハト
黄金郷のマハトと他の七崩賢の思想の最大の違いは、人間とどうなりたいのかという点だと考察しました。
他の七崩賢は、人間を魔族の支配下に置くべき対象として認識しています。魔族は本能的に人類と敵対するという考えを持っているように感じますよ。
しかし黄金郷のマハトは悪意や罪悪感を理解することが人類との共存への鍵であると考え、これを学ぶために人間社会に接触しようとしました。
断頭台のアウラと行動を比較するとよく分かります。
- 黄金郷のマハト:城塞都市ヴァイゼの領主と友好関係を築き、彼らの文化や感情を学ぼうとした
- 断頭台のアウラ:魔力の数値的優位で支配を強要し首無しの死人を軍隊としてこき使った
黄金郷のマハトは、魔族としてはかなり異質な考えを持っていたといえますね。
葬送のフリーレン|魔族の多様性について
単一の存在ではない
魔族は力や支配欲を共有しつつも、能力・思想・生態において多様な側面を持つ存在です。魔族は家族をもたないという描写があるため、それぞれに単独行動をして強さを求めた結果多様性が生まれているように感じます。
ただし、多様性がありつつも一貫して悪と描かれているところが特徴的です。
葬送のフリーレンは魔族を「言葉は通じるけど話は通じない存在」として描き、さらに「魔族の悪意の無い営為が人間の害になる」ように描き、人間とは分かり合えない存在としている。これ、「魔族」を「自分とは全く異なる文化圏の人間や社会」に置き換えたらなかなか恐ろしい。多様性の裏面というか。
— 砂糖/ラデン・マキエスキー (@Sugarman_Hobby) December 6, 2023
葬送のフリーレンの良い所は善悪がしっかりとしている所。種族などは多様性に富んでると同時に、魔族はしっかりと悪なんだよな。仲間にもならないしその背景にも感動物語は無い。鬼滅の刃は鬼が元々人間だから別として、「多様性」が善悪の基準まで奪ってしまう可能性のある今の世の中には大事な考え。
— フィクション (@fictiondesu04) January 4, 2024
このようにSNSでは魔族の多様性が、現実世界の多様性に対する考え方にリンクするという声がありました。魔族の多様性は物語に深みを与えているといえますね。
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まとめ
今回は、七崩賢について紹介しました。
- 七崩賢それぞれに思想がある
- 黄金郷のマハトだけは人間を理解したいと思った
- 魔族は多様性のある生き物
七崩賢はしばしば破壊の象徴として描かれていますが、それぞれ異なる価値基準と存在意義を持っていました。
ただしどの魔族も人間の感情を欠く存在という点は共通しており、人間とは共存できないように描かれていますよ。
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本ページの情報は2025年10月時点のものです。最新の配信状況は公式サイトにてご確認ください。