失われた第七師団の名誉を取り戻し国家を再び立て直すという大義が鶴見中尉の本当の目的
「ゴールデンカムイ」のキャラのなかでもとくに狂気を感じる鶴見 篤四郎(つるみ とくしろう)こと鶴見中尉。鶴見中尉はなぜ金塊を求め、なぜ多くの部下を巻き込みながら突き進んだのか気になるところですよね。
なその行動は復讐心に突き動かされたものなのか?それとも大義を掲げた理想のためなのか?
本記事では原作を元に考察しています。
- 鶴見中尉とは
- 金塊を求める目的
- 目的は復讐か大義か
ゴールデンカムイ|鶴見中尉とは?
鶴見中尉は大日本帝国陸軍第七師団(北鎮部隊)に所属する中尉であり、刺青人皮を集めて金塊を手に入れようとする勢力の一つを率いる指揮官です。
正体:日本陸軍第七師団を率いる指揮官
鶴見中尉の本名は鶴見 篤四郎(つるみ とくしろう)。大日本帝国陸軍第七師団(に所属する中尉であり、刺青人皮を集めて金塊を手に入れようとする勢力の一つを率いる指揮官です。
鶴見中尉は単なる軍人ではなく、戦時中は情報収集に長けた将校として働いていました。日露戦争での過酷な体験と脳の損傷が影響し、冷静さと狂気が同居する人物へと変わっていったと描かれています。
金塊争奪戦では杉元一派や土方一派と対立。冷静な判断力と強烈なカリスマ性を持つ一方、狂気を思わせる行動も見せるため、作中でも特に謎の多いキャラクターです。
鶴見中尉の恐ろしさは、相手の弱点を見抜き、必要とする言葉を与えて心を支配する点にあります。
その一方で、敵や裏切り者には容赦を見せず、かつての仲間に対しても厳しい判断を下します。また、かつての戦友に対しても容赦なく攻撃を行います。
さらに詳しくはこちらもぜひ。

ゴールデンカムイ|なぜ鶴見中尉は金塊を求めたのか?表向きの目的は?
表向きは戦争で傷ついた兵士や遺族のために金塊を求めているとされています。
さらに、北海道を基盤とした独立的な軍事勢力を築くため、その資金源として金塊を利用しようとしていると読み取れますよ。
失われた第七師団の名誉を取り戻すため

鶴見中尉が黄金を追い求めた表向きの目的は、第七師団で命を落とした戦友たちと、その家族を守ることでした。
集めた金塊を大きな資金源に変え、軍の体制を根本から変える計画を進めていましたよ。
北鎮部隊として最強を誇った第七師団は、日露戦争の最激戦地である203高地攻略において、凄まじい死傷者を出しながらも勝利を収めました。
しかし、戦後、軍上層部はその犠牲を軽視。当時の師団長・花沢中将は自責の念から自決し、残された兵士たちは恩賞も乏しく、社会から冷遇されることとなりました。
正規の手段では予算も兵力も得られない状況のなか、鶴見中尉が目を向けたのがアイヌの隠された財宝でしたよ。
命を懸けて戦った兵士たちが、戦後は貧困に苦しみ、国から見放される。この状況に強い怒りを抱いた鶴見中尉は、政府への信頼を失っていったと考えられます。
鶴見中尉は「自分たちを正当に扱わない国家に従う理由はない」と判断し、自らの手で新たな秩序を築こうとしていたと読み取れますよ。
ゴールデンカムイ|鶴見中尉の過去から浮かび上がる復讐心
鶴見中尉の過去を考察すると、金塊探しの目的は、失った家族への思いを昇華し、関わった人々への報いを果たすためだった可能性があります。
かつてロシアで失った妻子への弔いを目的にしている可能性がある

鶴見中尉が金塊を求めた背景には、ロシアで失った妻子への弔いと、家族を奪った運命やその相手への復讐心があるとも考えられます。
3期33話で描かれたように日露戦争が始まる前のロシアでは、鶴見中尉は別の名前と身分を装い、現地で諜報の任務に就いていました。そこで出会った妻と生まれた子どもとともに、穏やかな生活を送っていた時期があったのです。
しかし、キロランケやウイルク、ソフィアとの出会いをきっかけに正体が明かされ、結果として妻子を失うという悲劇に見舞われます。
キロランケについてはこちらもぜひ。

最終章55話では、鶴見中尉が妻と子を撃った銃弾がウイルクのものであると突き止めていたことが明かされます。

表面上は冷静に任務を遂行していましたが、内心では「なぜ自分だけがこのような苦しみを背負うのか」という怒りを抱え続けていたと考えられますよ。
そのため、ウイルクの計画を壊したいという個人的な感情もあったと考えられます。
杉元の過去についてはこちらでも解説しています。

ゴールデンカムイ|鶴見中尉の本当の目的とは?復讐か大義かを徹底考察
鶴見中尉の本当の目的は、第七師団の兵士たちや遺族を報いたいという思いが強かったと考察できます。
本当の目的は大義
鶴見中尉の真の目的は、散った仲間たちと日本という国全体を守るための大義でした。
復讐心は確かに根深いものでしたが、第31巻313話で妻子の形見である指の骨を手放し、権利書を取った姿からは、復讐よりも大義を選んだと考えられます。

ただ家族の喪失感が鶴見中尉の精神を蝕み、「二度と愛する者を失わない」ための絶対的な力になったことは確かだと思います。
鶴見中尉は最後の最後で落ちていく妻子の骨を眺めてしまうような人間だから精鋭の部下達を集められてここまで来れたんだろうけど、そのせいで隙が生まれて権利書が取られたのいい出汁が取れる
— ドゥビドゥバ (@gerogero00001) April 21, 2022
鶴見中尉が骨を選ばず権利書を手に取ったこと「我々が進むべき道のかたわらに自分の小さな小さな個人的な弔いがあるだけ」「だがその個人的な弔いだけのために道をそらすなどということは断じてない」を有言実行したんだよ 全第七師団27聯隊に届いて欲しいこの気持ち
— 烏有 (@uyuncia) April 20, 2022
このようにSNS上でも、復讐心を糧にしたからこそ、最後に大義を選べたという意見が多く見られました。
鶴見中尉はただの狂気の人ではなく、痛みを抱えながらも前を向いた軍人だったといえますね。
まとめ
今回は、鶴見中尉の本当の目的について紹介しました。
- 日本陸軍第七師団を率いる指揮官
- 大義は失われた第七師団の名誉を取り戻すことを目的にしている
- ロシアで失った妻子への弔いという復讐心も原動力
- 最後は大義を取った
鶴見中尉の本当の目的は、第七師団の名誉を取り戻すことでした。ただし、個人的な復讐心を抱えていたことで、目的のためには手段を選ばない冷徹さが生まれたようにも感じられます。
鶴見中尉について気になる人は、以下の記事も参考にしてみてくださいね。

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本ページの情報は2026年3月時点のものです。最新の配信状況は公式サイトにてご確認ください。















