警察も全貌を把握しきれていない日本最大の巨悪、それが「梵天(ぼんてん)」です。組織の中枢には三途春千夜、鶴蝶、灰谷兄弟、望月莞爾、九井一、明司武臣などが集まっています。
「東京リベンジャーズ」を追っていると、物語後半に登場する梵天のメンバーが誰で、どんな役職を担っているのか整理しきれずモヤモヤしてしまうことはありませんか?
特に過去の所属組織が交錯しているため、「梵天と梵は本当に別物なのか」「メンバーのつながりはどうなっているのか」といった疑問が自然と湧いてきます。
どんなメンバーがいるのか?役職や過去の所属は?そもそも梵天と梵は同じ組織なのか?
本記事では原作を元に考察しています。
- 梵天とは?
- 幹部メンバー
- 梵・関東卍會との違い
- 武道とマイキーの再会
- 梵天の最後
東京リベンジャーズ|梵天とは?登場する未来と組織の特徴
梵天(ぼんてん)は、「東京リベンジャーズ」の22巻第196話で登場する2018年の犯罪組織です。
かつて東京卍會の総長だった佐野万次郎(マイキー)が首領を務め、賭博や詐欺、殺人など裏社会の仕事に深く関わる巨大組織として描かれます。
関東事変を経てタケミチが未来へ戻った後の2018年で暗躍
梵天が本格的に姿を見せるのは、タケミチが関東事変を経てたどり着いた2018年です。
この未来では、マイキーは東京卍會の解散後に関東卍會を結成し、その後の未来では梵天の首領となっていますよ。
作中では、賭博や詐欺、売春、殺人など、あらゆる裏社会の犯罪に手を染める巨大組織として描かれます。
単なる暴走族の延長ではなく、政治や経済にも食い込む危険な存在です。その規模は「日本最大の犯罪組織」と表現されるほどで、警察すら容易に手を出せない立ち位置にあります。
東京リベンジャーズ|幹部メンバー・役職・過去の所属一覧
梵天(ぼんてん)の主要メンバーは、首領のマイキーを含む8人です。
東京卍會や天竺、黒龍など、かつて別々の組織に所属していた人物が集まっています。幹部の多くは、過去に敵対関係にあった者同士です。
幹部メンバー一覧
| 名前 | 梵天での役職 | 過去の主な所属 |
|---|---|---|
| 佐野万次郎(マイキー) | 首領 | 東京卍會総長 → 関東卍會総長 |
| 三途春千夜 | No.2 | 東京卍會伍番隊副隊長 →天竺隊員 →関東卍會副総長 |
| 鶴蝶 | No.3 | 天竺四天王筆頭 → 六破羅単代首席 → 関東卍會親衛隊長 |
| 明司武臣 | 相談役 | 初代黒龍副総長 → 梵No.2 |
| 灰谷蘭 | 幹部 | 六本木勢 → 天竺四天王 → 六破羅単代第弐席 → 関東卍會特攻隊隊長 |
| 灰谷竜胆 | 幹部 | 六本木勢 → 天竺幹部 → 六破羅単代第参席 → 関東卍會特攻隊副長 |
| 望月莞爾 | 幹部 | 呪華武総長 → 天竺四天王 → 六破羅単代第肆席 → 関東卍會幹部 |
| 九井一 | 幹部 | 十代目黒龍親衛隊長 → 東京卍會 → 天竺幹部 → 関東卍會参謀 |
※過去の所属には、タケミチのタイムリープ後に描かれた別の世界線の情報も含まれています。
ここで注意したいのは、梵天の中枢を担う人物の多くが元天竺勢である点です。
灰谷兄弟や鶴蝶、望月莞爾、九井一は、かつて黒川イザナ率いる天竺で活動していた経歴を持っています。そのため、終盤の勢力図を見ると天竺とのつながりが色濃く残っていることが分かります。
また首領であるマイキーの首筋をはじめ、幹部たちの身体には黒川イザナが身につけていたピアスと同じ模様の刺青が刻まれていますよ。
なお梵天の主要幹部については役職が判明していますが、どのような経緯で加入したのか詳しく描かれていない人物が大半です。
特に現代での組織形成過程は断片的にしか描かれていないため、「なぜ梵天に所属しているのか」が作中で明示されていないケースもあります。
マイキー

梵天を率いるマイキーは、かつて東京卍會の総長として仲間たちを引っ張っていました。しかし、梵天が存在する未来では裏社会の頂点に立ち、以前とは大きく異なる姿を見せています。
マイキーについてはこちらもぜひ。
三途春千夜
そのマイキーに強い忠誠心を抱いているのが、No.2の三途春千夜です。詳しくはこちらもぜひ。
三途春千夜は東京卍會時代、伍番隊副隊長として武藤泰宏(ムーチョ)のもとに所属していました。梵天ではマイキーの側近となり、組織内でも高い地位を得ています。
鶴蝶

鶴蝶は梵天のNo.3です。
天竺では四天王筆頭として活躍し、その後は六破羅単代の首席を経て関東卍會へ所属しました。戦闘力の高さだけでなく、冷静な判断力も持ち合わせています。
天竺時代から重要人物として扱われていたため、梵天でも高い地位を任されていると考えられます。
かつて所属していた六破羅単代についてはこちらもぜひ。
明司武臣

明司武臣は梵天の相談役です。
初代黒龍の副総長として知られる人物で、三天時代には梵のNo.2も務めていました。三天戦争についてはこちらもぜひ。
現場の戦力というよりは、経験や知識を生かして組織を支える立場といえるでしょう。
なお、武臣は梵と梵天の両方に関わった数少ない人物です。このため、二つの組織を混同する原因の一つにもなっています。
灰谷兄弟
六本木を拠点に名を知られた灰谷兄弟も、そろって幹部入りしました。兄の蘭は天竺四天王の一人で、弟の竜胆も幹部として戦っています。
さらに詳しくはこちらもぜひ。
望月莞爾
望月莞爾は呪華武の総長を務めた経歴を持ち、天竺でも四天王に名を連ねていました。重量級の戦闘スタイルで知られています。
望月莞爾と同じS62世代についてはこちらで紹介しています。
九井一
九井一は卓越した金銭感覚を持つキャラクターです。十代目黒龍、東京卍會、天竺、関東卍會と複数の組織を渡り歩いた後、梵天の幹部となっています。
東京リベンジャーズ|梵・関東卍會との違い
梵天と梵、関東卍會は、それぞれ異なる組織です。
梵天は2018年の未来に置かれた犯罪組織であり、梵は2008年の三天時代、関東卍會は関東事変後に成立した勢力という違いがあります。
梵は2008年の愚連隊
梵(ブラフマン)は、タケミチが再び過去へ戻った2008年の「三天時代」に存在した勢力です。新宿区を拠点とする武闘派集団で、首領は瓦城千咒(かわらぎ せんじゅ)が務めています。
梵の目的は、志を失って悪の道へ進もうとするマイキー率いる関東卍會を打ち倒すことでした。つまり、梵は関東卍會と敵対する立場にあり、梵天とは目的も敵対関係も異なります。
明司武臣は梵と梵天の両方に関わった人物です。
ただし、梵ではNo.2、梵天では相談役というように役職が異なるため、同じ役割だと捉えないほうがよいでしょう。
さらに詳しくはこちらもぜひ。
関東卍會は後の梵天となる組織
関東卍會は、2008年の三天時代に「無敵」を掲げて君臨した組織です。
総長はマイキーで、副総長に三途春千夜、参謀に九井一がいました。東京だけでなく、関東全体に勢力を広げようとする組織として描かれています。
この関東卍會が、後の梵天へと発展しますよ。
ただし、すべての世界線で必ず梵天が誕生するわけではありません。タケミチの介入によって未来が変わるたびに、組織の形も変わっていきます。
三天戦争の結果にかかわらず梵天が生まれる、というわけではない点は注意が必要です。
東京リベンジャーズ|武道とマイキーの再会
武道とマイキーが再会するのは、マイキーが犯罪組織「梵天」の首領となった2018年の未来です。
原作漫画22~23巻では、梵天の存在が明らかになり、武道とマイキーの再会が描かれます。
かつて東京卍會で仲間だった2人ですが、再会は決して喜ばしいものではありませんでした。
マイキーだけが幸せになっていなかった未来
武道がたどり着いた未来では、ヒナタをはじめ、多くの仲間が平穏な生活を送っています。ところが、東京卍會の元総長だったマイキーだけは、仲間たちの前から姿を消していました。
天竺編についてはこちらもぜひ。

武道はマイキーを救うため、再び彼の行方を追い始めます。
そして明らかになったのが、マイキーが日本最大の犯罪組織「梵天」を率いているという事実でした。
梵天には三途春千夜や鶴蝶、灰谷兄弟など、過去に別々の不良組織で活動していた人物が集まっています。
東京卍會の仲間を守ろうとしていたマイキーが、なぜ裏社会の頂点に立ってしまったのか。
武道にとって、ヒナタを救うという当初の目的を達成しただけでは、すべてが終わったことにはならなかったのです。
廃ビルでの緊迫した対峙
武道がたどり着いたのは、廃ビルでした。かつての面影を残しつつも、どこか深く冷たい闇を纏ったマイキーがそこに佇んでいました。
言葉を交わそうとする武道に対し、マイキーは拒絶するかのように銃弾を撃ち込みます。命の危機に瀕しながらも、武道は諦めることなくマイキーの腕を掴みました。
「助けてくれ、タケミチ」というマイキーの心の叫びとともに、武道はマイキーを救おうとし、2人の接触が新たなタイムリープのきっかけとなります。
東京リベンジャーズ|世界線の変化と梵天の結末
梵天は花垣武道がタイムリープを重ねた先の一つの未来に存在した組織であり、最終的な世界線では梵天そのものが存在しない結末を迎えます。
梵天のある世界はタケミチが一度たどり着いた世界線の一つ
梵天が存在する2018年の未来では、マイキーが組織の首領となっています。
その後、タケミチはさらに過去へ戻り、2008年の三天時代へたどり着きます。この時代には六破羅単代、梵、関東卍會の三勢力が覇権を争っており、タケミチは梵に加わってマイキーを倒そうとします。
ただし、三天戦争が終わったからといって、必ず梵天が誕生するわけではありません。梵天は、タケミチが目指した未来とは異なる世界線で成立した組織であり、最終回の世界では存在していません。
最終回の世界線では梵天は生まれなかった
最終話では、タケミチとマイキーが世界線をやり直します。この結果、真一郎、エマ、場地らが救われ、マイキーは黒い衝動から解放されます。
梵天は、この世界線では誕生していません。マイキーも梵天の首領ではなく、バイクレーサーとして登場します。ドラケンはメカニック、千冬はペットショップを経営し、三ツ谷はデザイナー、イザナはNPO法人の理事として描かれます。
つまり、梵天は「マイキーが闇に落ちた未来」を示す組織です。タケミチとマイキーが過去を変えたことで、その未来は消え、仲間たちがそれぞれ別の道を歩む結末になります。
最終回についてはこちらもぜひ。

まとめ
今回は、梵天について解説しました。
- 2018年の未来に存在する日本最大の犯罪組織
- 灰谷兄弟や鶴蝶、望月莞爾、九井一などが所属
- 梵は2008年の愚連隊で別の組織
- 武道はマイキーとの再会をきっかけに再びタイムリープ
- 最終回の世界線では梵天は存在しない
梵天の首領となったマイキーとの再会は、武道にとって新しい戦いの出発点でした。
ヒナタを救うために始まったタイムリープは、ここからマイキー自身を救う物語へと移っていきます。
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